スカートで行く、インド

北海道情報と毎日のアウトプットブログ

不動産屋に戻りオーナーは一言「どう?」私&夫「あの物件でお願いしたいので話を進めてください」
余談だがこのオーナーは5年に一人会うかどうかくらいにはインパクトのある人物である。典型的な、アホか特定の才能に長けている天才肌かのどちらか紙一重タイプ?私には判断しかねるが会社の規模的には成功しているに入るから恐らく天才肌なのでは…けどよっぽどツーカーの友人じゃないと自分たちが使った不動産屋として紹介すらできない(したくない)タイプというか…(だめじゃん
ま、そこらへん自己責任(今こそ自己責任という言葉以外にどの言葉が言い当てているというのか)なので私達夫婦は彼を信用して書類が用意されるのを待っていた。オーナーは関係書類を探し揃えては小脇で抱えつつ私たちが持ち込んだ書類を読み込みながら他の人間に電話をしていた。
夫の表情が怪訝な顔になっていく…もしや…
夫「さっきの外で待っていた男、僕らがいま見た物件を6月2日にみつけて内見3回してきて、4回目の今日に契約しようとしていたらしい…」
ああ。こういう裏事情は好きではない。この物件と共に人(先客の男)の魂?いや怨念を引きづるようで嫌なのだ。29年間生きてこれば自分の性格の長所・短所にいい加減気づくし、それと並行して自分の運命を左右する行動パターンに禁忌事項があることを薄々気づいてきた。その中に「自分は他人を不当に蹴落としてまで欲しいものを手に入れてはならない」というのがある。
話を戻して以上の理由から、あの待ちぼうけの男に悪いというよりは”その方法で物件を借りたら私は幸せになれない”と焦り、夫に伝えた。夫は「よくわからないけど、なんとなく理解できる」オーナー「何言ってんの。私はね、大家の代わりに貸す人を選ぶ権利があるの」「あの男(ちなみにオーナーと同胞)は内見に何回もきて決めないばかりか、4人で住もうとしていた。」「日本人と〇〇人がいてどこの不動産屋が〇〇人に貸す?日本人に貸すに決まってるでしょ」私「じゃあここでお願いします」
我ながら信条のモロさにがっかりだが、これ以上義理の両親の実家に住むのはこ懲り懲りなので(後日書きます)バケツ2杯の泥は被ったくらいには心身共に汚い人間になりつつ契約を進めるようお願いしたわけです。
長くひきづるほどのオチはないのですが長文だとややこしいので、後日に続く。