スカートで行く、インド

北海道情報と毎日のアウトプットブログ

数年前に本格的なキャンプをしている人に誘われ参加したときに出会ったのがダッチオーブン。鍋に火をかけ野菜をポイポイ入れただけで数時間後フタを開けると野菜料理が出来上がっていた。それはスープとも煮物とも言えない豪華な一品。野菜とハーブ以外は水を始め何もいれていないのに、と衝撃でした。
更に食べて驚いた。これまたなんとも形容しがたい歯ごたえ、そして熱を十分に加えられた野菜は煮えているというより膨らんでいると言ったほうが近い。もっと違和感があったのは周りに水分(野菜のスープ)があるのに混ざっているわけでもなくおでんの具のように各野菜に主張があるのだ(ちょっと胡散臭くなってきましたね…)。見たままの味と言うべきが野菜の味が濃い…魔法のような鍋だと感じた。
で、このキャンプに使われたような仕上がりに近いのはルクルーゼよりストウブと聞いて、これはいつか買わなきゃな、と。
ここまで自分なりのストーリがありながらソルド価格に負けてルクルーゼのココットロンドを買ったわけですが不思議と後悔はない。wikipedeiaで見るとダッチオーブンの種類のひとつにルクルーゼが入っているが、感動した無水料理をはっきり謳っているのはストウブのほうです。
何よりストウブの緑は素晴らしい。濃い緑好きな自分にはちょっと緑以外に選択肢ないわって感じでした。その脇で「黒マットでいいよ(日本円にして数千円安い)」という夫の声は無視で「私買うし。金あるし(どこにだよ)」と日本人らしい発言が出たほど。あと深いブルー、いやここは敢えて紺と言いましょう。緑好きと紺色好きも唸らせるストウブです。けどそこの店員がムカついたので買うのやめて、結局違う店で違うの買ってしまったのですが。

特にルクルーゼ好きではない人間でもいざ自分の手元にあると大事にしたくなる鍋。実際大事にしないと錆びたりするようなので半ば強制的に大事にしないといけないのですが。
なんだかんだ毎日使っていて、22センチと20センチで迷ったのだけどこの2センチがクセものです。
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物件選びで妥協できなかったのがキッチンで(自炊しづらくて外食ばかりになるってオチが何よりも嫌だったので)奇跡の4口、しかしもコイルじゃなくてガスということでそれだけでも十分有り難がらなきゃいけないのだけど、火口同士はキツキツなので20センチでギリギリでした。日本でも賃貸物件には要注意かと思われます。