スカートで行く、インド

北海道情報と毎日のアウトプットブログ

お久しぶりです。書きたいことから書くか時系列に沿って書くか迷ったのですが、ネガティブなんだかポジティブなんだかよく分からない文章と雰囲気になりそうなので、レビュー的なものから…『JALのプレミアムエコノミー席の感想』

JALの一部国際線ではエコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネス、ファーストという4つのランクがあるようです。名前が違うだけで他の航空会社も同じような設定があります。
去年の退院以降チケットを取る度に迷っていたのだがドケチな私は”一度ランク上げたら、通常でプレミアムエコノミー、具合悪い時はビジネス乗らなきゃってエスカレートするのでは…”など、我ながら意味不明な心配をし、3フライト分エコノミーで通常どおり乗ってました。しかし今回こそ本格的に具合いが悪い、って時だったのでシャルルドゴール-成田間で利用。というか逆にこれだけ体調が悪い時の搭乗、しかも国際線に乗らなきゃいけないケースはこれが最初で最後だと思うので(そうであって欲しい…)。ちなみに18才の時から国際線搭乗と言えば格安航空券で外資系の安めの航空会社の利用を常としていたので、退院以降の3フライトは全部JALってだけでもランクアップしたつもりです。えっと。トイレ掃除が常にてある飛行機って素敵ですよね…はい、それだけで十分です。機内食?は、別にどこでも美味しく感じるのでチケット代金の安い高いであまり違いは分からず。だって飛行機の上で入手できる食料は航空会社で用意された機内食だけだから、ニュアンス的には遭難してしまった時の非常食のようなもの。それに優劣つけるのは至難の技。
格安の外資系航空会社とJALの違いではなく、さっそくエコノミーとプレミアムエコノミーの違いについて。
■「機内食はエコノミーと同じ」
一食分だけハーゲンダッツカップアイス(バニラ味)がついている。機内食を配られる時に一緒に渡されるので、早食いの人でなければ固くてキンキンのアイスにはありつけないのがミソ。
エコノミーとの大きな違いはシートという評判を聞いていました。「ビジネスの下のレベルと思うな。エコノミーより上のレベルと思え」「普段ビジネスに乗ってる人が代替として乗れるレベルではない」「国内線のクラスJみたいなもの」etc…
私の感想は…
■「クラスJ以下」
シェル型シートというのを謳っており、プレミアムエコノミーの公式ページを見るとそれなりのスペシャル感を感じたのですが、シートの厚さ、リクライニング具合、レッグレストの具合すべてクラスJ以下です。唯一良かったのはシートの幅は明らかに余裕があったこと。私は最前列の席だったのですが(トイレに頻繁に行って吐いてる私をみて、離陸直前にトイレに近い最前列の席への移動を勧めてくださいました。エコノミー以上にバシネットの設置が限られてるようで最前列は元からほとんど空席だったとはいえかなり助かりました。一歩海渡ればこのような配慮が当たり前とは限らないので日系航空会社様々です)ただし…
フットレストがない」
□食事する時のトレーが他の席と比べてかなり小さい
男性は注意されたほうがよろしいかと。
□もちろん足を伸ばすスペースはかなり広い(私の足だと前の壁に届かなかった)。
■「CAさんの巡回が頻繁」
照明が落ちてほとんどの人が寝てる時間帯も頻繁に飲み物や夜食をもってとにかく回っていた。あと外資系よりはるかに良いとはいえ、日系も時々変なCAさんはいるけど(歩く時に足音うるさい人とか)、ひとりも変な人はいなかった。外国人のCAさんも完璧な日本語話してました。
それでは今後もランク上げて乗りたいかと言うと・・料金とサービスを照らし合せ考えてみる。今回は搭乗日前日のJALフランスからのチケット購入で、エコノミーが1200ユーロ、エコノミプレミアムが2000ユーロ、ちなみにビジネスが2900ユーロ(謎にビジネスが安い)(2011年8月21日)
しかしですね、JAL日本でチケットをとった場合も同じなのですが、まずエコノミーをとっておいて当日プレミアムエコノミーに空席があれば+250ユーロ(日本だと3万円という設定でした)でランクを上げれます。仮に今回のフライトで当日ランクアップであれば1450ユーロでプレミアムエコノミーに乗れた計算なので、550ユーロ損した計算です(約6万円)。今回は体調のこともあったので賭けに出なかったけど、次回特に体調の問題もなく単にエコノミーとプレミアムアコノミーどちらにしよう?と国際線(長距離)で迷った時は当日の賭けに出てみようと思います、私に撮っているはエコノミーに+約10万円出してプレミアムエコノミーに乗る価値はなかったです。けど+3万円なら十分その価値はあります。ここには書かなかったけど、例えば
■「イヤホンはかなり性能が良い」
■「映画は好きなときにスタート&早送りetcもできる」
私は今回飲めなかったのでひねくれてたけど
■「アルコールメニューにシャンパン、焼酎がプラス」
など。席はイマイチとはいえエコノミーよりは良いので+3万円なら満足。
けどここを見て長距離線のビジネス以降の食事って一体…ファーストクラスの食事、もはや食材がなんなのか分からないのもある。
それにしても、本人はもちろん見送る方も迎える側もハラハラのフライトだったにも関わらず、JALのCAさんのおかげで安心のフライトで感謝でした。離陸直前の席移動のきっかけになったちょっとした自己申告以降、CAさん全員が食事の出し下げやドリンクサービスの時に「あと〇時間で着きますよ!」「少しでもお食事できそうですか?軽食もありますので、食べられそうなものを教えてください」など、やっぱ他の接客業とは一線を画しているなって、元半分?接客業だった立場から反省と尊敬でした。