スカートで行く、インド

北海道情報と毎日のアウトプットブログ

2011年は実生活で友人・知人の入籍が多い年だった、確かに。
傍でみてるほうとしては”出会って付き合って…結婚なんだ!?おめでとー”だけど、主に彼女らは「職場でね、『今年30だから駆け込みだねー、おめでとー』って言われること多くて。そう思われても仕方ないしそれに憤慨するのも大人げないかもしれないけどおめでとーの前の一言いらなくない?」。
↑今年2011年で30才になるのは同い年である昭和56年組みだからそれ言われるのはある程度想定内であるとはいえ、人の結婚やらまあなんでも良いのだけど『駆け込み』って発想がすごい。電車と違って駆け込んで取り敢えずしというものでもないし、今見送って次くるものでもないから、決断が必要なときはそれなりの理由があるだろうよ。
でもこういう枕詞かなんかなの?ってことは、延々に続くけどね。
「結婚しないの」
「子供はいつ」
「男の子女の子?」
「兄弟はいたほうがいいよ」
「次は男の子(女の子)よねー」
私の普段の行いが悪いのか?ほんとこれ、今までみてきた漫画や人生相談のネタ並みに本当に言われるから、面白い?と言ったら乱暴だねしみじみする。
ちなみに最近地下鉄待ってる間などに見知らぬ人から「おめでた?」って声かけられてその後に「やっぱり震災のあとって多い(妊娠が?)のよー」って続くこと多い。震災と私の妊娠は関係ないが相手に悪気はないので個人的には憤慨したり傷付くわけではない。しかし物事的には「世の中には変なことを言う人がいっぱいいるな」ということだけは分かる。
でも物の本やら読み物にも書いてあるものね、特に震災のあとは出生率が増えるってことのほうは。じゃあ通りすがりの人ではなく、仮にその手の専門家に「君は妊娠中なのかね。震災の後は出生率が上がるというからね。」と言われたら納得できるかというと…やっぱり”変な人”って思うんだろうな。要するに、結婚にしろ出生にしろ出てきた数字をみて「こういう傾向にある」っていうものが公に発表される分には、そして自分がそれに該当したとしても”そうなんだ?”て終わるけど、いざそれを個人に向けて傾向と照らし合わせられたらギョギョッとするよね。むしろ「変な奴ゥ」っていう。
しつこいけどもう少し続けるね。
私の世代では中学・高校の保健体育や家庭科なんかで暗に「結婚や子をもつことについて、先入観をもって他人と話すべきではない」という教育を受けているから、殊に結婚、出産については「自分は聞かれてどうということはなくても人にはよっては聞かれて答えられないことがある。答える義務はないからです」って念頭にあると思うのだけど、まあそれを世代や育った場所が違う人が集う社会の中で”こう習ったよ!”って言うのも青いね。そういう世の中のほうが良いと思うけど。
ここまで書いて何だけど世代は関係ないか、最後は個のデリカシーの問題かしらね。子供がすでに一人いるがセックスレスだから2人目以降は不可能だし考えてない、と言う子にしつこく「子供は2人以上いるべき。旦那に頼んだほうがいい」って言い続ける人もいたしな。それは2重の意味でさすがに唖然としたけど。
そして結局はトンチンカンなこと言う人がいようといっとき憤慨しようと、数時間後には言われても笑い飛ばせたほうが平和だよね。私怒りっぽいから、多分損してる。