普段から内容が多肢に渡って深く勉強にもなる面白いブログ。文章も好き。
特に最近の『愛読書』というタイトルの記事はとても深い。料理の本だけど、料理だけの問題じゃない点をこの本の読みどころとして挙げてて、料理職人でもない自分もこの本今週中に読んでみたいと思います。
また借りならぬまた引用になるけど、
今はこういう時代だからカジュアルな店が増えてるけれど、
いつまでも「安くてたっぷり」ばかりでは自分たちの首を絞めることになる。
若い人が店を持つ時には、こういう事も考えたほうが良い。
正直、フランス料理は手間がかかるわりに売り上げがそれほど上がらない、
と、もどかしく思う事もある。
小売業や卸に携わってるひとも似たようなことを漏らしてた。安い優秀は確かに素晴らしいがそれを両立できているのは今この瞬間だけで、それらに応えている企業の無理と限界は必ず消費者に戻ってくる、と。お金がないの時間がないの、確かに消費者の言い分だって決してハッタリじゃないけど、自分のとこだけ良いとこ取りってやり方は長く続かない、自分だけうまい汁ばかりすすることはできないってこと自覚しなきゃいけないよね。