スカートで行く、インド

北海道情報と毎日のアウトプットブログ

”胎児はかわいい”と思うなかれ

先日7ヶ月健診を終わらせた。
私は知らなかったのだけど、胎児というは『地獄のミサワ』のポーズをしていることが多い。
見ようによっては愛らしいこともあるが、その表現は身体の大きさのみで言うなら当てはまり(今だと500mlペットボトルくらい?)意外に母体の中での行動はというと、そうでもない。
中期(5〜7ヶ月)頃には腹部エコー時に耳を抑えて防御の姿勢をとり始める胎児が多いと聞いた。通っている産科では4Dエコーと呼ばれる立体的に胎児の様子が見えるエコーがあるのだが、私の子もある検診日にはその姿勢をとっていた。耳を抑えて構える姿勢の欠点は表情が見えないこと。
「あ、今日赤ちゃん耳抑えてる!」
と言うと、「あ、違う違う。これは頭の後ろに両腕を回してるだけ。肘さえ開いてくれれば顔見えるんだけどな〜」と解説する医師。

こういう感じ↓

表情が今回とても良く分かる、というほのぼのしそうな時でさえ、

イラストでの椅子↑の代わりに、私の胎盤かへその緒に手を載せていた(自分の膝に腕をかけられるほどまだ手は長くない)。
動いてると思えば、意外に動きの早いシャドーボクシングの動きやら、昔懐かし『ストリートファイター2』の技のようなものをかけるなどアグレッシブなかんじ。
しかしひとつ技をやり始めるとエコー時間はえんえんと同じ技をしつづける単純さがまだまだ胎児だな、と思うところである。
指しゃぶりなんか、それらの動きをするに疲れたらしきエコーの終盤(医師が臓器やら数字的なもののチェックを済ますとき)くらいにチラッと見ただけ。
今からこんな子だが、14週から今日まで毎回足を投げ出してエコー正面を向くという性別の判別をしやすいポジションに居続けたため医師からは「たぶん男の子」から始まり、「男の子と言っていいでしょう」と断定され「男の子以外ありえない」と言われ続けてきたので10中8,9、そんな彼がくるのを待っている。
一方性別が確定されるまで周りから「きっと女の子だよ」とよく言われていた。
家族、親戚が思い思いに「女だ」「男だ」と言っているのを聞くのも面白かった。
勘が良いほうではないが私は「たぶん男の子」と感じており、そう答えたので理由も聞かれたが何と言うか…性別を当てるというより”同性がここにいる”という感覚がしなかったのだ。
何の根拠もないのに不思議なものだ。