スカートで行く、インド

北海道情報と毎日のアウトプットブログ

妊娠中のマイナートラブル・便秘&痔

■便秘
切迫流産が落ち着き退院し安静を指示されている日々に怖々しながらも何事もなく過ごしていた7ヶ月頃。
何事もなく過ごしていたからこそ順調に増えていく体重…食事管理を始めながらもそれ以上に無視できない便秘の傾向。普段は便秘に縁のない自分なので”ま〜たホルモンとやらのせいで体質が変わってるのかな”と気づきつつも”ホルモンを前にすれば人なんてどうもできないのだ”など呑気に構えていた。
以降見苦しい内容になるので了承ください。
当初は3日ほどの便秘、しかし日を追うごとに次は4日、5日おきにしかお通じがなくなってきた。そんなスパンで2週間過ぎた頃、だんだん便秘気味な自分に違和感そして不快感をおぼえた。そして対策を何か練らねばそれも今、といつものように目の前の箱に向かい合いせっせと便秘対策方法を調べた。また以前のように一日一回は便通のある”自分”に戻りたい、と。
するとまず妊婦の大半は便秘を経験する、ということがあちこちに書いてある。これはすでに知っている。今の私が知りたいのはそのメカニズムである、なぜ胎児の存在が便秘に通じるのか。
色々な説があるらしいが、案の定またホルモンのせいらしく胎児の育成に身体の働きが偏るらしく腸の動きかそのせいでおろそかになるせいではないか、というのが有力な説らしい。
問題はそのあとで、決まって妊娠中のマイナートラブル=便秘のあとに、必ず”痔”が登場することである。しかもかなりの確率で妊婦=痔。痔が一過性でなるものなら構わないが、痔は一度抱えると慢性化する恐れがあることも注意事項として喚起されている。
産後、赤子の世話に痔の世話までしていられるか、ともうこれは何がなんでも便秘体質とさよならしたくその日から対策を片っ端から試した。自分に効いたのは
1.間食は寒天ゼリー(豆乳寒天に黒蜜・きなこ、オレンジ寒天、グレープフルーツ寒天)
2.オールブラン:フルーツグラノラ=4:6
3.適度な油の摂取
3.については出来心でマクドナルドでMセットを食べたときにアレ?ということが起き、そのあとも出来心で食べるたびに<事>が起きたので、油って良いのかも?と。軽く調べると、お通じには油分も必要らしい。最近は食事管理を意識すすぎて確かに油分をとっていたなかったと思い直し、マクドナルドとまではいかなくても食事から揚げ物排除を止めた。
こう書いてみると実際は一ヶ月ほどは便秘を恐れ続けていたので、ものすごく苦戦したように記憶していたが案外対策方法がショボくて拍子抜け。
ちなみにノンカフェインのコーヒー、バナナ、プルーンは試したけど効かなくて無念。
■痔
安定期のうちに便秘の怖さを知った私は、1に体重増加2に妊娠線という心配事の順番が、ぶっちぎりで1に便秘と思い知り、以降食生活はかなり便秘対策中心になった。そのおかげかいつしか便秘知らずのいつも自分に戻り、日々変わる体型・体質に疲れながらもひとつストレス(便秘)を棄てることができせいせいしていた。
それなのにもう少しで臨月に入ろうという9ヶ月の終わり頃、トイレでは恐ろしいことが突然起きた。
用を足し、いつものように紙で拭おうとすると違和感がある。一瞬何が起きたか分からなくて簡単に拭きつつ(でもちゃんと拭けない、なんか触れないほうがいいオーラを尻が発していた)トイレを出て、居間を通る時に家族からの「どうしたの?」「どこか悪いの?」という声をかわし自室へ向かい、椅子から腰を浮かしつつ唯一の心許せる悩み打ち明け仲間であるいつものPCに向かい自分の症状を打ち込み事実を知った。
これはかの有名な痔だ。
数ヶ月前には”便秘を放っておくと痔になります”と書いてあったからこんなに便秘にならないように努めていたのに、便秘にならなくても痔になるんじゃないか!
ものの説明には妊娠後期には胎児が下がり肛門を圧迫しているため負担がかかっていること、妊娠中は子宮周辺・肛門含めて血流が増えうっ血状態のため粘膜類が弱くなっていることが妊婦の痔になりやすい理由として挙げられていた。
もういい、理由は分かった。これからの自分はどうすればいいのか。いや、これからというより現時点で自分の尻周辺に違和感が残っているのだからこれもどうにかしなければいけない。
するとこれまた坐骨神経痛と同じく”妊娠中に抱えた痔はどうにもならない””健診のときに痔の薬でももらっておけ”など、もうなっちゃったから仕方ないという無気力な対策のオンパレード。
その中に今の自分と同じくらいの焦りが分かる文章をみつけた。その中には「医療従事者の母からのアドバイスで」とう前置きのもと、
便通があるたびに熱めのシャワーを3,4分を肛門部分にかけ続け温めると良いと言われ妊娠中は続けました。もし肛門の粘膜部分が出てしまっているほど悪化しているときにはシャワーをかけながら粘膜部分を押し戻すクセをつけると良いそうです。外出先をのぞき、なるべくその間はトイレットペーパー類での刺激は避けたほうが良さそうです。私はそのおかげか、出産・産後も痔を慢性化せずにいられたように思えます。」
3,4分、当て続けただ流れ捨てるシャワーの水って勿体ない気もするけど、放っておけば粘膜?が外にでる痔にまでなるのか??と思うともう、家族にバレてもいいや水の神様ごめんなさい、ということでヒリヒリしている段階の爆弾(痔)を悪化させないという目的を果たすべく、自分の日課に「用を足したら浴室へとんでいき熱いシャワーを当て続ける」というものが新たに加わった。
そして今はあれから3週間ほど経ち臨月に入ったが、あの恐ろしい出来事はあの夜以降一度も起こらずに済みいつのまにか熱いシャワーとも無縁になった。

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ネットがあって、本当によかった。