今年は観る映画の当たりが悪くない。
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派手さも教訓も刺激もないけど、終わった直後にズッシリくる良い映画。観てよかった。ってこれじゃ映画の紹介にまったくなってないけどおすすめです。
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- 作者: 吉田修一
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映画についての不満はここでセックスの描写いらない、てとこが一か所。ラストは小説のほうがアッていう描き方で引き込まれたので残念。しかし、映像になると福岡・長崎の哀しさが良く挿し込まれていてよかった。別に福し岡と長崎がかなしい場所、という意味ではなくその土地特有のかなしさが映画に登場していたということ。かなしさは札幌にも東京にもあるしね。
しかし、光代の役(深津えり)が『北の国から』のシュウちゃん(宮沢りえ)とかぶる。日本の映画は、心やさしいけどちょっと足りない女の子の描写がうまいし効果的に登場するな。見ててイライラするけど、その役がいないと映画がどうにもこうにも進まない、っていう。でも実生活でそういう子がいるかっていうと、いないんだから不思議。
『悪人』も夫と観ていたんだけど、素晴らしいと絶賛していた。けど、男が女を車から蹴落とす部分が理解できないと何度も言っていた。蹴落とす必要がない、とまで。個人的に理解できないのではなく、生まれ育ったフランスという国柄その展開がありえない、と。それ言っちゃこの映画がすすまないんだけどね。
満島ひかり、ってキレイな人ですね。私はVシネマに似合いそうな美人が大好きなので、この映画の雰囲気を作ったこの女優さんの存在感はすごいと思った。