大好き金原ひとみ(って言っても『オートフィクショ』だけ好きなのだけど)の

デビュー作『蛇にピアス』の映画をみた。
ずっと観たかったのに見逃してて、いっそもう観なくていいかなと思ったのだけど、近所のレンタル屋の棚の邦画レンタルランキングで5位くらいだったのを見かけた。
かなり昔の映画なのに、ランクインされているのすごいなーと思っていたら横で同じくDVD選びをしていたカップルの女の子のほうが「これかなり昔の映画じゃない?まだ人気あるんだー」とまさしく私の心のつぶやきと同じことを言っていて。
で、私がこれを機に借りてみようと手を伸ばしたタイミングと更に同じくカップルの女の子が
「みんなどれだけ吉高のヌードみたいんだよ」と毒を吐き、その場で3人非常に気まずくなりました。吉高のヌードみたくてスミマセン。

蛇にピアス [DVD]

蛇にピアス [DVD]

いや、ほんとは妊娠中に引き続き最近はめっきりエロとかグロとかダークなものが受け付けなくなっていた自分なのでかなりおよび腰でこれにキメタ、ってかんじだんだけど。
まず吉高由里子、すっごいかわいい。というかきれい。
ヌード?っていうか映画のなかではほとんどヌードだったけど、吉高由里子のいくら脱いでも彼女の女優としての価値は下がらないっぷりと、作中の役ルイのお尻は軽いけど不思議と安い女に見えない、ああそういう子っているいるなサセ子っぷりがダブって非常に役とマッチ。
ひと昔まえのユニクロのCMでメイサちゃんと同じくよくわからんウンチクを語っていた高良健吾は苦手だったけどのアマ役はとてもよかった。作中ではSと言いつつ全然Sに見えないシバ役のARATA。どれも原作のイメージと離れておらずすんなり観れた。
『悪人』に続き、邦画運が最近良い。
余談だけどS役って難しいね。最近の若い俳優はみんなMっぽい。別にMでもいいけどMを隠し切れずS役を俳優として演じてるからちょっと痛々しい。SとMとくれば村上龍ご尊師。そんな尊師の原作に基づき自らメガホンをとった映画『トパーズ』なんかはSとかMとか言われても安心して見られる。加納典明三上寛島田雅彦演じる各変態SM役っぷりを過去にみてしまった以上、ボディピアスや刺青設定込みで「Sです」と言われても失笑してしまう。邦画でSMのはなしをするときは村上龍に一度相談にいくべき。
話それた。
この映画の良さは…まあローティーンが抱えている問題・悩みっていうのは外見的特徴に関係なく皆同じってこと?当たり前か。
とってもいい映画でした。観てよかった!