スカートで行く、インド

北海道情報と毎日のアウトプットブログ

実は昨日、誕生日だった。
だがそれ以上に8月はこれからあわただしい予定がてんこもりで、それを今から思うと正直自分の誕生日だってことすら忘れていて。家族も同じくらい大変なときなので、「あれ、あなた今日誕生日じゃない?」くらいに触れてはくれたけど祝いムードもなく、それに対してがっかりする余裕もなかった。
それより昨日は息子の4か月健診にあわてていた。子をもつようになって4か月たつのだからそろそろ自分も母親としての落ち着きを身に着けてもいい頃だろうに、毎日相変わらずあわてては血相変えて世話しているので、両親や夫からは「母親が落ち着きがないと、息子も落ち着きがない子になるよ」と注意される始末。"親"というのは、これが私が今まで生きてきて得たことの集大成だよ、という態度でもって子に接していけるものと今まで考え疑わなかったが、現実は自分の立ち方すらいちいち迷いが出る毎日。
ここに書こうかずっと迷っていたけが、今までも書くと整理できてきた場所なので書くことにする。息子が生まれてまもなく病気というか障害というべきかその境目がわからないけどそういうものが見受けられて、今月手術する。全身麻酔で、10日以上付き添い入院。
周りに、大変だね、と言われればそれほど気にしてないよ、と平静を口にしてきたのも本心。医学は発達しているから心配ないよ、と言われればそうだよね、と納得していたのも本心。手術をすれば治る病気だから良かったんだよ手術しても治らないいや治療法すらない病気だってこの世にあるのだよ、と言われればそんなものかな、と複雑な思いがあったというのも本心。
今の正直な気持ちは、8月に一度手術を受けることで一区切りつくんだということでずっとこの月を待っていたはずなのに、いざ8月を迎えると息子の体にメスが入るという事実のみしか見えなくなってきてひるんでいる自分が正直なさけなく思う。と、まあ書いてて思ったが、どんなに辛気くさいことを思おうと言おうとも生後一か月から始めた診察・検査の結果、術後も長期的には病院へ行くことにはなるとはいえ、おそらく手術はこの一回で済むと医師から言われているのだからただ親も子もその一回に向けて全力投球するしかないはず。だから手術までのこれから数日、やっぱ気を引き締めてやっていこう。
このように脱力したり気合い入ったり、2012年下期も混沌としている。
おまけに、家のリフォームも秋を迎える前に着工しなければいけないので、手術のことに気を揉みながらも同時にクロスがどうのこうのと考えなければいけなくて、なんともシュールだな、と。築25年、外壁塗り替え2回のみリフォーム一切なしできたこの家なので大々的な工事になる予定で、更にこれからまた10年以上は住むことになるため息子が心配だから家のことなどもうどうでもいい、というわけにもいかない。
なんていうか、怠け者で生きていた私の人生のつじつまを合わせるような、近年のこの慌ただしさよ。