だいたいの日はいつも同じように始まりそして終わる。
毎日に変化をつける術があるとしたら料理か。
ある日の手抜きメキシコ料理とか。
7月はトマトソースベースの料理が食べたい日が多かったのでクックパッドでいろいろ試した結果、
その中でもイタリアから☆マンマのラザニアで自分のラザニアレシピが最終形態となった。
この↑レシピで”ベシャメルソースとラグーソースを丁寧に隅々に伸ばしましょう”と2回くらい繰り返しているのを見て「これは!」と期待したらとっても美味しかったのだ。
というのもフランスで出会ったイタリア料理職人(ややこしい)が「日本人はイタリア料理を目分量で大雑把に作りすぎる。イタリア料理も本来は丁寧に作らないと完成度の高いものは望めない」と力説しているのを聞いて、確かにイタリア料理って目分量でガッと量ってパパッと作っても美味しくできちゃう先入観があるよなーと反省したもののそのあとも目分量でパパッってやっつけきたのである。何のポイントを抑えて丁寧にすればいいのか分からなかったから。
なのでこのラザニアのレシピはヒントをくれた反省レシピでもありました。わたしはベシャメルソースにローリエを入れるのが好きなので追加しても美味しかった。
更に夫の親戚の田舎で食べて最高に美味しかったラム挽き肉のラザニアを再現するべく、後日ラム肉をフードプレセッサーで挽き肉にしたもので作ってみたけどこれ最高。ラムの香りが強すぎるのでこの場合クミン追加。
先ほど登場した職人に「日本ではフライパンみたいな平らな鍋で麺を茹でたりレンジで専用容器に入れて茹でたりの工夫で、水とガスの短縮する技もあるんだー」と悪びれなく伝えると死んだ目を向けてそんなこととするくらいならもうパスタ食うな、みたいなことを言われた。パスタは大きな鍋でたっぷりのお湯で茹でるという基本は外せない、と。要らないこと言って日本の株下げてすみません。