スカートで行く、インド

北海道情報と毎日のアウトプットブログ

日高、最高。を忘れそうになる

本日は日高へ馬を見に行きました。
最近の週末や祝日は必ずどこかへ遠出している。厳しく長い冬を迎える前に行けるとこまで行ってみようと(皆の予定が合わないので日帰り限定)。

今まで道南に行く機会があまりなかったのだけど凄く良かった。
最高の日高の思い出を書きたいところなのだけどその前に。
朝9時出発夕方4時帰宅の余裕スケジュールだったのでこの夜8時からジムへ行きました。そこのマッサージ中に読んだ雑誌で2つほどの記事が気になって。
ひとつは安藤美姫、もうひとつは西原さんとテルマエロマエの作者の対談。
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安藤美姫が今乳児抱えて現役復帰したことついて、「乳児がいるのだからその間はスケートを諦めては?」「スケートの大会中や練習中、赤ちゃんはどうするの?預けているの可愛そう」と人から言われるということがこの雑誌に書いてあり、実際私が何度か観たニュースの街頭インタビューでも同じようなこと言われていたのも記憶にありあらためて驚いちゃった。
安藤美姫レベルの人が”乳児がいるから”という理由でスケートを諦めなければいけないなんて子どももその母親も救われない。
同じ子持ちだから、とかシングルマザーだから、とか女だから、とか何かしら共通項があったとしても自分と同じ立ち位置に引きずり下ろして、趣味ではなく仕事、しかもオリンピックレベルのアスリートに向かって物を言うなんて図々しいにもほどがあると思うのだけど…
雑誌記事やニュースに疑問を持つ私もかなりヒマだけど、「本当にそんなこと言う人ってこの世に存在するの?」っとツチノコみつけたレベルで個人的には驚いてしまった。ツチノコのほうがまだ驚かない。

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サイバラさんとヤマザキマリさんの対談テーマは『「ニッポンの母ちゃん」を語ろう』だった。感想としては特にニッポンの母ちゃんについて語っていたような記憶はなく、ただただサイバラさんがいつもどおりすごかった。そりゃ高須の院長も惚れるわ、という感想をもっただけだった。
サイバラさんが伝授する育児方法のなかでも比較的ソフトな「男の子は腹が減ったというだけで平気3時間は泣き続けるんだから、夜は食事前にぬるま湯に浸かせておいて疲れさせ、そのあと炭水化物を食べさせて寝かせておけばいいんです」でさえ真似する勇気はないが多分それすごく効きそうで惹かれた…。
ヤマザキマリさんのイタリアでの出産体験もまったく普通じゃないけど、サイバラさんの育児の切り口が出刃包丁で豆腐もマグロの骨も全部切る、みたいな包括性があってやっぱりそっちにばかり神経が向いた。
ちなみに破天荒さでは内田春菊サイバラさん並みで同じように育児本出しているけど、内田春菊は「自分のやり方は真似しないで、私にしか通用しないだろうから」と主張するのに対して、サイバラさんは「(自分と同じように)やってみやってみ楽しいから」って正反対な主張があるので興味深い。
この雑誌でもサイバラさんは「やってみやってみ」ノリだったけど、私は読みながら「このやり方がまかり通るのは西原 理恵子だけだろうな」と思いながら読んでた、そしてそれで十分楽しい、みたいな。