親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育新版 子どもの魂の、夢見るような深みから [ ラヒマ・ボールドウィン・ダンシー ]
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すでにシュタイナー教育を受けている人や専門書を持っている場合は新しいことは書いていないかもしれない。が、私のように適宜取り入れたいなと思う人にはちょうどいい。
ちなみに我が家はシュタイナー教育という形では何も取り入れていない。シュタイナー、モンテッソーリ教育の本を読むのは、ダラダラ手抜き母である私にとってのブレーキ的な意味。
そして勉強にもなる。たとえば、
大人として非線形的な、非連続的な世界に住むということがどんなことなのか忘れてしまっています。子供が言葉をしゃべり始めると、それだけでもう論理的に考えることもできると考えがちであり子供に向かって全てを論理で説明しがちです。5歳の子供の中には、確かに両親と「理性的な」会話をする子供もいます。が、それは実は両親とのそういう会話を真似しているに過ぎません。(p,20)
ここは心当たりあり。
が、
幼い子供は論理的に考えませんし、論理は彼らの行動にほとんど影響しません。
これはちょっと言い過ぎな気もする。心身のコンディションが整っているときは意外に行動が論理に基づいているときが多い。
私がハッとしたのは次。
私たちは子供の質問に答えて長ったらしい科学的な説明をしがちです。(略)合理的な説明は、お腹の空いた子供に、パンではなく石を与えるようなものです。児童心理学者エルキンドは、例えば子供が「なぜお日様は明るいの」とたずねる時、子供は本当はその仕組みに関心を持っているのではなく、その「目的」をたずねているのだと指摘します。子供は、「私たちを温め、草や花が育つようにだよ」と言う答えを聞いたときのほうがより一層満足する、と言うのです。
まさしく。私たち母息子間で↑のやりとりがあれば図鑑で太陽のページを開きつつ解説していただろう。日々、息子の反応が大人と話す時と同じようになってきているのが嬉しくてつい、ねえ。
それも間違いではないだろうけど、『子供は本当はその仕組みに関心を持っているのではなく、その「目的」をたずねているのだと指摘します。』概ねこちらのほうが実になる気がする。実際、ここ数日は、お得意の"なぜ"がきたら上記を意識して答えてみると子供の反応はなかなかです。
夫は反対みたい 笑 まあ、いいでしょう。
って書いていたら次男が昼寝から起きて寝そべったままこちらを見てプレッシャーをかけてくる…