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陳 慶恵『私はリトル・アインシュタイン(天才少年)をこう育てた』

私はリトル・アインシュタインをこう育てた

私はリトル・アインシュタインをこう育てた

いわゆるギフテッドの子供を育てたお母さんの本。
矢野祥君、テレビで以前見かけた記憶あり。日本人のお父さんと韓国人のお母さんをもつアメリカ人の男の子で今は20歳過ぎてるんじゃないかな?
いやーお母さん。文中で私は普通の人間、普通に育てたと繰り返すけどね。
全然普通じゃない 笑
完璧すぎて…躾も学習方法も普段の生活すべてこの在り方は理想の生活。
そう、書いてあることが理想の教育、じゃないとこがいい。
ギフテッドと呼ばれる我が子同等にお母さんも勉強し自分を律しているから人間として素晴らしい。
シュタイナーモンテッソーリ本等と同じく、この本も日々の育児のモチベーションを保つため、そして子供に(他人に)指示してるばかりじゃなくて親も生活を正し日々勉強(勉学。語学でもペン字、そろばん、歴史の勉強など)することは無駄じゃないと思えて自分にとってもためになった。
すでに絶版みたいでもったいない。
読んで「よし、明日から我が子にあれこれさせよう」いう育児本ではなくて(あえて育児本と呼ばせてもらう)、「あ、親である自分の生活を治さなきゃいけないわけね」という書き方がしてある育児本は良い本と言える目安のひとつにしているんだけど、この本もそう。
まさに"人を変えるより、自分を変えるほうが容易い"んですね。こちらも読みたい。ちなみに祥君のお母さんの慶恵さんが書いてあることは、以前夫から聞いたユダヤ人家庭のお母さんの姿勢とよく似てる。この話は後日。