スカートで行く、インド

北海道情報と毎日のアウトプットブログ

義務と権利

2週間とちょっと義母が滞在していた。
夏に義父が亡くなった。夫婦で相談した結果、次男がいたため夫1人で帰国してお葬式に参加した。
今回の義母の日本訪問中は、私や息子たちがお葬式に参加できなった失礼をお詫びしたい気持ちがあったため、とにかーく穏やかに過ごすというのが目標だった。
が。
まずフランス出国直前に、早速スカイプで夫と義母が喧嘩 笑
きっかけは長男の七五三。
夫も義母も元から儀式的なものを嫌っている。結婚式とか 笑
ただ七五三に関しては夫は興味あり。
喧嘩は、七五三という行事ついでに家族写真も撮るから写真に写るのに好きな服を用意してきてね、と夫が義母に一言言ったのが発端。
記念撮影というものは本当の自分じゃないなど義母が言い出す。
義母が写真に写りたくないならばそれは尊重するしうつらなくていい。でも息子の記念撮影自体に口を出すのは何の権利があってそうするんだと怒る夫。
夫はスカイプを切った後、義母抜きで写真を撮ると言い出だす。義母滞在中に。
そんなの意地悪だし、10、11月中に七五三を済ませればいいので義母がフランスへ帰ったあと撮ればいいからもうこの話は止めよう、と私。
実を言うと、祝いごとなのに長男本人以外がゴネるとかでケチつくのが一番嫌だったのですけどね。
我が家に来てからも義母が家出したり(夫は仕事、私は乳幼児の世話でてんてこ舞いと、義母が思っていた滞在と違ったのではないか、と夫談)、私と夫が軽い夫婦喧嘩すると(怒鳴り合いとかではない)それを義母が見て夫をいきなりハグ、そして泣きながらベッドに走って行ってしまうなど色々ありました。
私と義母が直接喧嘩とかモメるとかは一切なかったが…義母はすぐ泣くし家出するし…夫がそれに反応して深刻に考えている姿みてシラけた 笑
もうね。
義家族の長期滞在については、国際結婚して夫に日本に住んでもらっていることについての税金とその支払いだと思うことにした。
唯一私が反論したのは、長男が中耳炎で病院通いについて口を出されたこと。
ある時私が自分の持病の通院があったため、夫に長男の耳鼻科の通院を頼んだ日があった。
すると、夫から電話がきて、
「お義母さんが、痛がっていないのに病院に行く必要ない。中耳炎は痛がるまで中耳炎かどうか分からないものだから、って言ってる。僕とお兄さんがよく中耳炎になったから義母さんは詳しいみたい」と。
私「あなたとお兄さんが中耳炎…いつのはなし?」
夫「僕たちが息子と同じくらいだから…30年前くらい」
私「…」
…義母がどうのこうのじゃない。
あんただよあんた、夫よ。30何年前の医療と今の医療の違いとか考えようよ、少しはさ。それもせず私にただ伝えてくるって伝書鳩か。
私「今はなんとかスコープという細いカメラで耳の中見て中耳炎かどうか分かるよ、痛がる前に。それでみて水溜まって膿んでたから中耳炎らしいよ。」
夫「…でも痛がる前になんちゃらかんちゃら」
私「(遮る)いいから、もう連れて行かなくていいから」
夫「え!?」←普段に比べて素直に引き下がる私を怪訝に思っている様子
私「親が疑ったり不安になりながら子供を病院に連れていっても(子供)本人が不安になるだけだから。そういのって子供に伝わるから。」「今日私が家に帰って様子みて、必要なら明日私が連れていくわ」
夫「わかった」
…どうせ病院に連れて行くのが面倒だったから、行かなくていいもっともらしい理由をみつけただけでしょう、彼は。
翌日私が耳鼻科に連れていき、翌週に中耳炎は完治しました。普段は子供たちの通院やら予防接種に意見言ったり口も手も出さない夫なのに思いつきや人から聞いた話をポッと話されても説得力ないし、本人もよくそうしようと思ったよなあとむしろ関心する。
文章にしたら余計情けなくなってきた 笑