一年で一番大好きな日である大晦日。あと一日でその年が終わるっていうのが非日常過ぎて興奮する。
今年一年は良い年でした。
安定していたというのかな。小さい悲しみと小さい喜びがまんべんなく散らばっていた一年だった。
いつからからか忘れたけど、常に自分の死を身近に感じる。
嫌なことも嬉しい事も「もう少しで死ぬから、これで良いのだ」と。悟ってるのとは違う。それに"もう少し"っていうのは明日明後日にでも死ぬかもしれないというような緊迫感ではなく(もちろんその可能性もあるは)平均寿命前後まで生きたとしてももう折り返し地点が近いと意識し始めたからだと思う。
あと、なんでか今年は数年前に急病で死の淵に立った時のことを思い出した。
あの時は痛いし苦しいし、周りも私の死について口にしてるから死が近いだなと自覚して、死んでもいいと思ったわけでもないんだけど、まだまだ生きるぞ!と思ったわけでもなかった。死にたくなかったけど、自分の生死に執着しないことだけを考えた。
と書くと意味ありげに聞こえるけど、そういう風に考えたのは高熱が続いていたのでその影響もあると思う。
とにかく。そのことをなんか前触れもなくよく思い出したこの一年だった。
今年の出来事は、
・長男の子育て・教育方針に試行錯誤、そして悩んだ。大人と同じように会話ができて頼もしい。
・次男は家庭保育で、目立った悩みもなくひたすらかわいい。
・リウマチの薬効いて無痛。ステロイド減薬で少し痩せた。が未だダイエットは課題。
出来事でもなんでもないですね。
来年の課題は
・子供を叱るとき声を小さく、ゆっくりにする。
・ダイエット
・夫の悪口、愚痴を言わない
・なるべく掃除、整理整頓がんばろう
です。
ちなみに今年観た映画のベスト1は『そこのみにて光輝く』(綾野剛、池脇千尋出演)です。
けど『俺たちは天使じゃない』(ロバートデニーロ、ショーンペン主演)もすごく良い映画だった。
先日の松本清張のドラマ『鬼畜』観ましたー!
玉木宏、常盤貴子、木村多江出演。
玉木宏の変な色気と、常盤貴子と木村多江の美しさがすごかった。別に美女美男ばかりが映画に出る必要はないけど、三人とも狂気が出ていた。
ストーリー自体はつまらない。ドラマタイトルの割に「鬼畜」感をあまり感じなかった。出演者の問題じゃなくて脚本も問題だと思う。あと最近の事件があまりにも鬼畜過ぎて観てる方側の感覚、感性の問題かもしれない。
そして出演者三人の役作りができてなかったのか昭和感がなくリアリティがなかった。原作は緒形拳(岩下志麻と小島麻由美)、ビートたけし(黒木瞳と室井滋)ですでに映画化されていたようで絵的にそちらも観てみたいけど内容的には二回観たい映画ではないから玉木宏版の記憶でいいです。
『そこのみにて光輝く』も二回観たい内容じゃないんだけど、来年もう一回観て自分の中で整理したい。