スカートで行く、インド

北海道情報と毎日のアウトプットブログ

最後です。
ちなみに自分自身の”最後”となった決定打は、普段なら余分にもらってる薬があるから事無きを得てきたが、7月は病状が悪化して緊急医では診てもらえずどうしても専門医の診察が必要、手持ちの薬ではどうにもならん、ということで日本に帰ってきたのが要約したかんじです。
それにしても、喘息とかてんかんのような急を要するケースだともっとシャレになってなかった。義兄嫁(仏人)はてんかん持ちで倒れたときもかなりお粗末な処置だったので、日本基準で処置してもらえるのが普通って考えちゃいけないんだろうな。ちなみに家族は「ついてない」「ヤブ医者め」って不満を漏らしてたけど”今度同じことがあったらこうしよう”という雰囲気や流れもなかったな。次も”ついてない”で終わるのだろうか…でも常に次があるとも限らないしね両方な意味で。
それにしても、バカンス期間のヨーロッパの病院事情は要注意ですわ。一斉ではないにしろ余裕で病院が一ヶ月休みになるから。総合病院が休みになることはないにしても、総合病院の先生の多くは診療所と掛け持ちしてることもあるので、バカンス期間は実質パンク状態。最後自分の身にもふりかかってきてやれやれでした。

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帰国に至るまで・帰国直後は、フランスの病院については「ガキの使いじゃないんだからさ」と思うこと多々であったのは正直なとこ。

だいぶ日も状況も落ち着き冷静さがいくらか戻ってきた頃、”フランスはやっぱだめだ””日本ってすごいな”というような比較は割とどうでもよくて。”私は偶然日本に生まれ、日本国籍を得て、日本語を母国語にして生きてきたんだな”って実感だけがクリアに思い浮かんだ。日本という国が生む負の部分も背負うこともあれば恩恵をうけることもある。日本にいても”人間は場所によっては、自然淘汰されている死んでる立場かもしれない”って悟る機会っても確かにある。けどこのたび主語の”人”の部分がいざ”私”になったら、覚悟は決まらなかったっておハナシでした…

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不必要に不安を煽るつもりは決してありません。パリ市内にはアメリカンホスピタルもあるし観光の場合は海外旅行保険も効くだろうから利用しやすく(居住者用の健康保険ではアメホスは保険きかない)英語も通じるので、日本と同じ先進国の医療を受けられると考えられるかと。ただ妊婦のトラブルについてはフランスに限らず、どの渡航先でも海外旅行用保険(ワーホリの保険含む)ではカバーされないことが多いので契約内容を要チェックです。