昼過ぎから暇をみては『国際結婚・アジアンファミリー バングラデシュ出身の旦那と国際結婚。 グータラ主婦のセキララ絵日記ブログ』(http://ameblo.jp/ajifami/)を読んで引き笑いしている。正直このアパートの薄い壁で迷惑かもしれないので22時以降は閲覧を自粛しようと思っているほど笑わずに読むことはできない。絵日記ブログは数あれどこれは面白い。そして我が夫に共通する部分もあってなんか切なくなる。
そんな彼は半年に一回あるかないかで友達(同僚)と出掛けている。個人差もあるだろうけど、夫も含めて周りの外国人の既婚男性は奥さん同伴しないでで外出することはあまりない(仕事関係は別、けど基本接待や付き合いや飲み会とかないからな)。これは本心からなのか頑張ってそうしているのか分からないけど、そもそも発想として単独で遊びにいくことが選択肢にない様子。行くとしたらサッカーの練習(週に2,3回2時間くらい)、プール(週1回1時間半)、楽器の音合わせ(2週間に1回アパートの1Fで1時間)くらいか?ただ、2,3か月のワイン会(別に気取ったものじゃなくて仏語圏の人々が大量のワインとパテを消費しながら議論する会)は一人で行ってもらってる。けどそれも最初は「本当に行っちゃうよ?寂しくない??」みたいな。
こういう生活って人によっては夫婦共に”なんか堅苦しい!”ってマイナスかもね。
ちなみに私は普通に夫抜きで友達と会う。「友達に会ってよ」と言われなくて楽なようで(仏の習慣だからね、奥さんの友達とも同席)ぶっちゃけ奥さん(私)の友達が好きと嫌いの問題じゃなく女の会話を聞いて時間を過ごすくらいなら、好きなギターを引いたりPCいじるほうが有意義なのは想定内。
だから習慣って面白いなあって思う。
たとえば就寝時間も一緒じゃなかったことは結婚して1,2回しかない、結婚前はゼロ。「夫婦=一緒に寝る」なので、私の実家で父が22時くらいに寝て(早すぎ)、母が1時すぎに寝ているの見てショック受けていた。なので「あなたの両親は好きですが、僕達はそうなれない」といつ日か同じようにならぬよう牽制されている。私も夜が弱いのので言われなくても寝るし、稀に眠くなくてもいつでもそこでも眠れるほうなのでこの習慣に不満はない。要は私の「ちょっと今夜は夜更かししたいな」っていう気まぐれ心と夫の「別個に就寝するという恐怖感」を天秤にかけたら、私の気まぐれはまあカルイよね。
ほかは喧嘩したときに寝室別にしようとすると「離婚を意味します」って脅された。
ある日喧嘩していて(確か私が10対0で悪くて、夫が半日怒っていたはず)ベッドに入ってからも彼が怒っているので、私はガバッと起きて「怒っている人と一緒に寝たくないない!」と逆切れして部屋を出て行こうとすると、むんずと腕を捕まえられ「それはできないよ」と言われた。”だって確かに私が悪いけど、居心地悪くて寝れない耐えられない。いっそお互い別の部屋で寝た方がお互いの精神衛生上正しいだろうに”的なことを私が反論すると、「別の部屋で寝るというのは、離婚の決心を意味する」の一点張りなので、”じゃあそちらの習慣に従いますけど、私は宵越しの喧嘩は大嫌いなのでもし怒ったまま寝るようなことがあれば別の部屋で寝ます。一緒に寝たいなら夜に怒るの止めて”というような契約を結び、作為的に仲直りをすることが常となった…
皆、生まれ育った国、家庭、環境で培ってきた趣味・趣向を「習慣」として帳尻合わせて生きているね。久しぶりにネットサーフィンしてブログ読み漁っていたら思いました。