スカートで行く、インド

北海道情報と毎日のアウトプットブログ

「好きな家」と「住みたい家」は違っているしそれに加えて、「住める家」のこの3つの塩梅の加減を考えていかなけりゃならない。
その点、リフォームという手段を選んだ時点で「住める家」がよくも悪くも家側から制約されている。

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間取りを変えず低予算リフォームで”遊ぶ”とすれば壁紙で遊ぶくらいときたもんだ。
うちの家は

  • 1F玄関
  • 1F玄関と今を結ぶ短い廊下
  • 1F居間
  • 1F洋間1(和室から洋間へこのたび変更)
  • 1F和室1
  • 2F洋間2
  • 2F洋間3
  • 2F階段
  • 2F2階廊下
  • 1Fキッチン&ダイニング
  • 1F洗面所
  • 1Fトイレ

1F洋間1は夫の仕事部屋で人の出入りがあることを除けば、基本的にどの部屋も住人が好きな壁紙を思い思いに貼ればいいのである。本来であれば。
だが、さっそくここで制約があった。今回のリフォームを担当していただいてる設計士さんいわくモールと呼ばれるものが壁やドアに存在する。。
モールディングといえば、


http://sumaino.ti-da.net/c161871.html

輸入住宅なんかでよくみる、壁と天井の境目についてるあのおしゃれなのばかり指すものかと思っていました。
で、おしゃれじゃないほうのうちのモールについてなんだけど、それがあると貼れる(貼ってもおかしくない)壁紙が非常に限られる。今回のリフォームの唯一の遊び、

アクセントウォールを思い思い好きなように貼る

が早くも消えた瞬間。もう白かベージュ以外の壁紙は無理そうな木の板とその質感。
もしこの木の板をなくすとすれば、取り外すのではなく上から何かを重ねる(別のモールを重ねるのか壁的なものを重ねるのか不明)ことになるらしいが、この作業を1階から2階まで各部屋に行うのは予算上不可能。
この木のモールは趣味じゃないうえ、せめて黒い濃いめの色だったら良かったのだが・・と言っても仕方ない。これから何に向かってリフォームしていけばよいのだろう…
白い壁、明るい木の板(それもしつこいかんじに)。
実はアクセントウォールに、

・ウィリアム・モーリスの壁紙を貼ることが夢でした
それも薄い系じゃなくて、

『Strawberry Thief』

あ、ほんものの鳥は苦手…


有限会社ベストプランニング http://www.bestplanning-bs.com/sk05.htm

『Medway』

とまあ、永遠の濃い青と緑好きの自分には、「くどいよね、あらゆる意味で濃ゆいよね、でも絶対飽きない」って壁紙がわんさかある。
しかも、輸入壁紙ときたら紙クロスのメリット・デメリットを享受しなければいけないのだけど、リリカラってところのウィルとウォールデコというカタログでウィリアム・モリスのビニールクロスを取り扱ってるときた。
紙のクロスについてはこんなにわかブログで言及することもないと思うけど、フランスにいたときにイタリアとフランスでインテリアの仕事をしている人がどんなに美しくても日本の気候に紙のクロスは合わないよなあ、職人も選ぶしなあというのは言っていた。でも輸入住宅ブログを読む限り、失敗したという人と数年経ったけどうちはまったく問題なかったよという人と半々。加えて自分は紙クロスにこだわっているわけじゃないので、単に扱いやすいビニールクロスでウィリアム・モリスの壁紙があってよかったなってかんじ。
あ、じゃなくて、うちの木の板のせいで、ウィリアム・モリスの壁紙貼るに似つかわしい場所はなくなりました。
先日「ばーっと流してでもいいので見ておいてください」
と壁紙カタログを渡されただけなので壁紙イロハはまったくわかっていないまま「この壁紙いいなー、でもこの木の板のせいで(略)」っていうのをカタログみながら愚痴りまくっている。今度設計士さんがきたときに相談してみようと思う。あ、うちのリフォーム会社さんの設計士さんはインテリアコーディネーターも兼ねています。うちの父親くらいの年齢の男性だけど、こちらの要望も聞きつつも(つまり夢物語に近いこととか…)現実に引き戻すを繰り返してくださる信頼のおける方です。
まあ予算的にも、アクセントウォールなどはやめておいてファブリックパネルみたいに好きな壁紙を絵の代わりに飾るほうがいいのかな、という気もしています。季節によって取り替えたりね。
本日も私のしょーもない妄想にお付き合いいただきありがとうございます。