スカートで行く、インド

北海道情報と毎日のアウトプットブログ

次男が生まれた日のこと・1

1年前のフランスのクリスマス。
私が子供の時はプレゼントは一つだけだったのだけど、息子はたーくさんもらえる洋画おなじみの光景の中にいた。ひとつのプレゼントを大切にするのも良し、お姫さま王子さまのようにプレゼントに囲まれるのも捨てがたい。

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新年を迎える前に書いておきたくなりました。
11月某日、予定どおり朝8時半に産婦人科へ入る。
夜中の2時からお腹の強い張り、痛みを感じて何度も病院に電話しようかと迷って迎えた朝だった。
なので朝一の診察でだいぶ子宮口が開いていたらな!とドキドキして内診台に乗った。
4センチ強しか開いてなかった…1週間前の診察と変わらないではないかとがっかり。
なぜがっかりしたのかと言うと子宮口の開きがないとバルーンを入れるからである。
初産のときの前日のラミナリアといい産む当日のバルーンといい、入れないで済むなら入れたくない痛さではあるので。
個室に案内され分娩用の病衣に着替え、モニターをつけると陣痛まで弱い。
昨夜のあやしげな痛みは一体なんだったのか…
が、バルーンは入れないとのこと。嬉しすぎます。
「旦那さんが来れる10時半頃から促進剤いれよう」
と言われ、夫がきて促進剤の点滴開始。
1時間後に陣痛・分娩室に移動。
昼食を食べて時間が経っても陣痛が弱い。子宮口は6センチ弱。
13時か14時に(失念)医師がきて無痛分娩の点滴をするとのこと。この時点では麻酔薬はなく管を通すだけ。
説明を受ける。場所は2箇所(陣痛のための麻酔と分娩のための麻酔)。それそれ麻酔の注射のための麻酔をするということ。計4回打つということだね。
初産のときは一連の麻酔の処置の痛みがゼロでした。なぜゼロだったのかその理由が後ほど判明します。
では今回の麻酔の麻酔。背骨の間?に打たれていきます。
背中を丸め息を吐く…ズドン!
ズドンって、注射を差し込まれたときの体内に響いた音です。
ピストルにでも打たれたのかという衝撃。そこそこ痛い。普段の注射類にはない種類の痛み。
それを2回。
で、本当の麻酔のための注射。うん、麻酔のための麻酔を打っているにも関わらずなかなか痛い、これは鋭い痛みの種類。
なるほど。
無痛分娩のこの麻酔の注射が嫌でもうしないという体験談を何度か読んだことがあって、前回まったく痛くなかった私としては理解できなかったんだけど今回わかった。
痛みの度合いとしては騒ぐほど痛いわけじゃないけどゾワゾワする痛みではある。だから生理的にだめな人はいてもおかしくない。
助産師さんと世間話している時にに前回は麻酔の注射がまったく痛くなかった話をすると、初産のときは陣痛が本格的になってから麻酔の処置を始めるものなので、陣痛の痛さ>麻酔の注射の痛さで感覚がなかったのでは、と。
確かに一瞬で終わる類いの注射じゃないので(処置に時間かかります)「今回の注射痛くなかったかー打ち所良かったー(悪かった)」というものでもないだろう。
この注射の衝撃、痛みが消えてしまうほどの痛みって、陣痛ってやっぱり痛かったんだなあとしみじみ。あ、このあと自分も痛い思いするんですけどね。次へ続く。