引越し期間とソルドがぶつかり、一度買ったらよっぽどのことがない限り役目御免とはならないキッチン用品を買い集めるには良いタイミングでした。
遅すぎだけどソルド情報と鍋について…と軽い気持ちで書こうと思ったのだけど鍋の世界は深い。
まず簡単にソルドから覚書、どうせ冬もあるしね。
シャトレー周辺に集まってる調理器具問屋のひとつで一番垢抜けている外観の『LA BOVIDA』(最寄り駅はLes Hallesだったはず)。そしてオペラのプランタンとギャラリーラファイエットmaison館。
『LA BOVIDA』では、20センチのココットロンドのオレンジのみ通常127ユーロが70ユーロ(税抜66ユーロ)。プランタン、ギャラリーラファイエットはルクルーゼ類がソルド開始から3,4週目である先週(7月10日〜16日)で30〜40%off。プランタンは確かル・クルーゼの緑、オレンジ、グレーのみソルド対象だったかな?全色がソルドじゃなかったのは覚えている。ココットロンドに限らずオパールなどもソルド対象でした。ストウブも確かソルドになってたはずだけどウロ覚えなので書き控えます。ラファイエットはエミール・アンリのタジンがLとMあってそれぞれ80ユーロ台と70ユーロ台だったと記憶。ル・クルーゼとストウブも一部ソルド対象でした。
しかしどの店も定価のままのル・クルーゼは鍋蓋のつまみがシルバー(ステンレスつまみ)。で、ソルドに入ってるのはつまみがブラックのもばかり。(ブラックのつまみでもソルド対象外もあり)私はプランタン等に行く前にLA BOVIDAで飛びついてしまったのですが、色は先ほど書いたように本体はオレンジ、つまみは黒。デパートを回った時につまみの色の違いに気づき、「型落ちだからソルド?」って納得してました。つまりステンレスつまみが最新、黒のつまみは型落ちと。
けどここに書くのにちょっと調べておこうと思ったら、そうじゃなさそうですね。
ル・クルーゼ公式(http://www.lecreuset.jp/index.php)を見てみると、2010年春に発表された「パウダブルー」「パウダーピンク」はステンレスつまみがデフォルトのよう。ベーシックカラーである赤やオレンジは黒のつまみのままですね。そして、製品>鋳物ホーローウェア>パーツ他とリンクしていくと、つまみがそれぞれ付け替えれるように売っている。正式名称は黒のつまみは「鍋用耐熱ツマミ」、シルバーは「鍋用ステンレスツマミ」。
一方フランスでは、ベーシックカラーも新商品とされているものはほぼステンレスつまみで統一されていた。(後日もう一回確認してみる)
で、じゃあ黒のつまみとステンレス鍋つまみ、どう違うの?と思って調べて見ると、当たり前なことにステンレスつまみは鍋が熱くなると素手で触ることはは不可能なよう。で、黒のつまみと言えば素手で触れます。
そのことを夫に伝えると
「ルクルーゼはオーブン使用して本物だからねえ。そのへんは?」と言われてこれまた調べてみたところ(家庭内パシリ…)
黒のつまみ温度にもよるが180℃〜200℃、30分から1時間ならイケるよう。ステンレスつまみは190℃以上でも黒のつまみより丈夫なようだけど、長時間の高温でオーブン調理に向かないのは同じよう。
ルクルーゼをコンロとオーブン、どちらで頻繁に利用するかにもよるけどコンロ使用時フタをとる度に鍋つかみを使うのもアレなので黒のつまみのままでいいのにねえ。