スカートで行く、インド

北海道情報と毎日のアウトプットブログ

次男が生まれた日のこと・3

今年の12月は1日ひとつずつ窓拭き&カーテン洗いをしていったのでいいかんじです。来年は幼児2人になり(次男が乳児から幼児になるって意味ね)更にバタバタするだろうからこの方法で進めていこう。

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17時、付き添ってくれていた助産師さんが帰る時間である。
9センチくらいまで開いてるものの陣痛が続かないとのこと。
16時45分頃、「17時をゴール(出産)にしてきたけど、このままだと生まれるのは多分19時くらいになりそうだね」と助産師さん。長男のときもお世話になった方なので(付き添いの方ではなかったが)次男を取り上げていただけると心強かったが仕方ない。
「帰る前にもう一度様子見にくるからね。生まれるときは下のほうに刺した点滴から麻酔かけなきゃいけないから」
「生まれるときは、ズンズンと尾てい骨に響く感じだからね」
と言い残し助産師さんは去って行った。
すると、だ。
ズンズン。
尾てい骨に何かが衝突してくる。
19時まではかかりそうと言われたのに、生まれてくるときの感覚を言葉で教えてもらって、すぐズンズンとやらが始まるわけなかろうと思ったわけですよ。
でも5分くらい様子見てたけどズンズンって尾てい骨に響き続ける。
だから10分後に素通りしそうな助産師さん見かけたので、
「尾てい骨に響く感じでズンズンいってます。あと股になんか挟まってる感じも」
と告げると助産師は
「経産婦さんは急に進むからねー」て軽く談話しつつ内診してくれて。
すると表情変わって「頭でてきてる!」、他の助産師さんが集って、
「先生が外来あと10分で終わるから、お母さんいきまないで!」
となり、術着着たり道具出したり一変。
「まったくいきんでないのに何か進んでます」と私が言ったら
またみんなが間に合わないー!と言う。
どうやら少し会陰切開するのが望ましいのに先生こないとできないからどうしようって話らしい。
それより無痛分娩なのに股に、これ以上開きませんけどって痛みと圧迫感がきたから
「麻酔お願いします!」と頼むと、
もう麻酔間に合わない!産んじゃって!って言われる。
それでも2回くらい「痛いですー麻酔足してください!」と懇願した私。
まあ助産師さん言うとおりその数分後には次男生まれる。というわけで産むときは麻酔なしでした 笑
先生と帰るはずの助産師に無事とりあげてもらいました。17時過ぎたときに騒ぎの中、お仕事終わる時間なのにすみませんと私が言うと「ここまできたら、赤ちゃんに会わないで帰れないよー」と笑って言ってくださった。
あ、ちなみにまったく麻酔が効いてないわけではなかったと思うけど、産むときの痛みは筋肉痛に似た鈍痛でした。
生まれて10分後には口をパクパクするので初乳を与えたところ長男のときと同じく懸命に飲む姿を見て懐かしさがよみがえり、けなげで泣けた。
そう。
長男のときは"これから私が育てていかなければ(キリッ)"といった具合に緊張して泣くどころじゃなかった。エライ宝物もらったが壊さないように失くさないようにするので精一杯ってところ。
今回は男の子ですよーと胸にのせてもらってすぐ「ありがとうございます、かわいいいいいいい」とうっすら泣いてしまった。その後もずっと夫に「かわいい、すっごいかわいい。ね、かわいくない?」と変なテンションで絡んでいた。そしてそれは今も続いている…
後陣痛は出産の回数が増えるほどに痛みが増すらしいけど、逆に会陰切開や陰部の痛みは初産より痛くないとのことで本当でした。後陣痛については、坐骨神経痛の痛さが勝って検証不可でした。